このマンガを読んだヒトから、
「知り合いの中国人に聞いてみたけど、『ミシミシ』なんて言葉知らないと言っていた」
というお言葉をいただいた。
中国は広いから地域差があるんだろうと思っていたのだが、理由は別のところにあることが判明。
「ミシミシ」は「兵隊中国語」だったのである。
「兵隊中国語」とは。
中国大陸にいた日本兵達が「中国語だと思って」使っていた言葉のこと。
実際はまったくのデタラメだったため、中国人の方はその言葉で話しかけられてもさっぱり分からず、みんな日本語なのだと思っていた。
瀋陽はかつての「満州国」の首都「奉天」なので、日本兵が使うそんなワケのわからない
言葉を記憶している人が多いワケなのである。
日本語の「めし」が中国語で「メシメシ」だなんて(中国人はどうも「メシ」と
発音しにくいらしい)、そんなわけねーだろ!とつっこみたい気もするが、
日本人と中国人は「同文同種」だから、ある程度の共通点がある、とでも、当時の日本兵達は思っていたのだろうか?
なんかこう、笑えもしないオチだけども、フォローしておく必要があると思ったので
書いておく。